さむ〜い冬がやってきました。冷え性の方、つらい季節ですね

このごろは真冬でも防寒よりおしゃれを優先して、薄着で過ごす方が若い方に限らず増えています。
肌着なんて恥ずかしい!!ミニスカートにロングブーツで頑張ってしまう女性、男性もスキー場にでも行かない限りももひきなんてはきませんよね。
外気から冷やすだけでなく、冷たい飲み物、アイスクリームなどの氷菓子、冷たくはないけれども刺身や生野菜などの生ものを食べたり飲んだりすることで、内側から冷やす行為にも要注意。むしろからだにとってはこの方が痛手が大きいかもしれません。

からだを冷やすことの害は大きく分けて二つあります。

まず一つ目は、五臓六腑の「脾」が食べものの中から生命力の元といえる「気」をつくる働きを弱くすることです。若いときはもともとの生命力がみなぎっている状態なのでそれほど症状はでません。ただ年齢とともに、または大病をしたりすると「脾」が弱り元気の元をつくる働きが弱くなります。そのために、やる気や意欲が無くなり、下痢気味・冷え性・むくみなどの症状がでます。お年よりの中には、雨の日に関節が重く痛みを感じる方がいらっしゃるでしょう。それも長年「脾」を疲れさせていたことが原因のひとつです。

二つ目の害は、性質や温度が冷たい食べ物をとりすぎると冷え性の体質をつくってしまい、冷え性が原因の症状が起りやすくなったり、悪化しやすくなります。よく胃痛や消化不良を起こす、下痢や便秘、女性の月経痛、生理周期のくるい、やる気や元気がでない、肩こりや頭痛などの症状です。

ですから、寒い冬にはV冷えV対策を万全にする必要があります。

まずは外からの冷えに対して。熱を逃しやすい局所をガードすればそれほどモコモコと着込まなくても暖かくできます。局所とは、頭部、襟元(首まわり),わきの下、手首、おへその周囲、股関節、膝の裏側、足首などです。襟つきのものや袖ぐりやウエストが締まって密着するものなど、冬服を選ぶときには防寒という点からもデザインをきちんとチェックしましょう。帽子やマフラー・手袋など小物にこってみても、おしゃれの楽しみが増えるかもしれませんね。

飲食物の摂取によって体を冷やす場合、そのものの温度が低いために物理的に冷えてしまう場合と、食べ物が体を冷やす性質を持っている場合との二つがあります。キンキンに冷やした生ビール、ジュースにアイスクリームなど一年中習慣的にとっていませんか? トマトやキュウリなどの夏野菜や夏の果物はだいたいがからだの熱を奪います。夏以外が旬の野菜でも生食すれば体を冷やします。魚や肉も生食するとからだを冷やし消化もよくありません。
水の飲み方にも注意が必要です。水分の摂取がからだのためになるという考え方が広まってから、むしろ過剰になっている方が少なくありません。のどがかわいたときだけ、冷えていない水を少しずつ飲むのがV適量Vであり、からだを冷やさないコツです。がぶ飲み、習慣飲み、暇つぶしの退屈飲みはすぐにでも改善しましょう。