クリニックを訪れる患者さんが訴えられる症状の中でも肩こりは代表的な疾患です。
肩こりは気・血・水の停滞が凝りやだるさを引き起こした結果です。 
原因別に整理すると次のようになります。

 
イライラタイプ(肝鬱)
  * 特徴
後頭部から首、肩が張って痛む・頭痛
憂鬱・ため息が多い・怒りっぽい
ストレスが原因で肝気のめぐりが悪くなり、肩の辺りに熱を帯びて充満して凝る
押すと痛む
  * 特徴
首の後ろが痛む
肩がかたくしこりがある
姿勢の悪さや外傷がきっかけになって起こることも
肩で血が停滞して鬱血がある
太っているタイプ(痰湿) 自覚がないタイプ(血虚)
  * 特徴
筋肉が張る
凝りを自覚するけれど、触ってみるとあまりかたくない
湿痰(体内の余分な水分)が停滞し循環を悪くして凝りを起こす
  * 特徴
顔色が悪い
あたまがボーッとする
筋肉はかたいけれど凝りの自覚はない
血が不足して、筋肉に潤いがなくなり、かたくなる


  〜どうする? トラブル解消法〜
イライラする方はストレスを上手に発散して気血のめぐりをよくすることが大切です。
 
<クリニックでは>
肝の気をのびやかにして緊張を緩める韓方薬を処方します。
滞った気血を肝経絡に沿った針刺激を通して疎通させます。

押すと痛む方血行を良くすることが第一です。肩をはじめ全身の冷えに気をつけます。適度な運動が効果を発揮します。同じ姿勢、傾いた姿勢でいることが多い方は姿勢を見直しましょう。
 
<クリニックでは>
を取り除き全身の血行を改善する韓方薬を処方します。
血の流れをよくするツボに針治療を行います。凝る箇所だけでなく経絡に沿って体のほかの部位にも針を打ちます。

太り気味の方は、不摂生や脾の機能低下が原因で体内に余分な水分がたまっています。
適度な運動を心掛けて水分代謝を高めましょう。食事内容の見直しも必要です。
 
<クリニックでは>
津液のめぐりを良くして痰湿を取り除く韓方薬を処方します。 

脾胃機能を高める効果のあるツボ・痰湿を取り除く作用があるツボに針治療を行います。

全身に指圧を行いむくみやだるさ、凝りをほぐします。併せて基礎代謝機能を高めます。


自覚がないのに触ると肩がガチガチにかたい方は、過労や出産・出血などで血が不足して、筋肉に潤いや栄養がいきわたらないのです。まず栄養不良を解消し、次に冷えで筋肉がかたくならないように、体は常に温かく保ちましょう。
 
<クリニックでは>
不足した血を補う作用のある韓方薬を処方します。

血不足を補うツボ・肩の筋肉をほぐすツボに針治療を行います。